2015年02月20日 02:55

「消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ」



これは、繰り返し読んでいる本。

僕らが想像できない世界を生きてきた人たちについて、書かれた本です。
タイトルを見てピンときた方はぜひ手にとってください。

著者は、高橋和巳氏。
『子は親を救うために「心の病」になる』
という素晴らしい本を書かれた精神科の医師です。




さて、数日前からアルプス子ども会についての記事を書いているのですが、まだアップできる状態にありません。

まずはアルプス子ども会のホームページにあるお便りコーナーを隅から隅まで、全てにじっくり目を通したのですが、エネルギーを消耗してぐったりしてしまいました。
残留思念のようなものがそこにあるかのごとく、でした。
丁寧に読めば読むほど、子を思う親の思いと、子と親を思うアルプス子ども会側の思いの数々が縁もゆかりもない僕の心をグサグサと貫きました。
子も親も、生きにくい現代社会で混迷して苦しんでいる(自覚しているかどうかは別にして)ことが、あらためてよくわかりました。
同時に、アルプス子ども会の存在を運良く知ることができ、子どもが子ども会に参加するに至ったファミリーはとても幸せなのでは、と思いました。




今月初めに豊田市小原交流館にておいでん・さんそんセンターが主催したくるま座ミーティングにて、次世代育成「子どもとともに地域をつくる」というテーマのグループミーティングに参加することにしたのは、仕事柄、ほぼ毎日たくさんの子どもたちに接するからという理由だけではありませんでした。

2013年の【モラル・ハラスメント被害をなくすための講演会、学習会】、2014年の【いじめとハラスメントをなくすことについて一緒に学び考えるつどい】というプライヴェートで取り組んだ(どちらかと言えば大人社会でのそれに力点を置いた)ふたつのプロジェクトを通じて、不健全な生育歴=被虐待児であったという悲しい過去を持つ加害者の存在と、被虐待児であっても加害者にならない人たちの存在の両方を知ることに至りました。
前者については世代を超えて連鎖することが知られており、その連鎖を断ち切ることは専門家にしかできない領域だと思われるのですが、欧米に比べて日本は専門家以外の一般人のそうした方面の知識があまりにも無さ過ぎるという危機的状況にあります。
家庭、教育機関、医療機関、そして行政はもちろんのこと、コミュニティにおいても予防的な面で何かできることがないだろうか、と考えていたのが昨年の末頃でした。
そんな中、今年になって、くるま座ミーティングのテーマのひとつに次世代育成というテーマがありアルプス子ども会の代表の方がいらっしゃることを知ったとき、こんな機会はなかなか無いので迷わずエントリーすべきだ、と思ったのです。


アルプス子ども会代表の綾崎幸生さんのお話は僕の腑に落ちるものばかりでした。
(詳しくは次回の記事で触れますね。)
親から虐待を受けている子どもがアルプス子ども会に参加できる可能性はそうでない子どもと比べたらたいへん小さいと思いますが、アルプス子ども会がやっていらっしゃることの中には、虐待抑止・予防をも含めたコミュニティでの子育てに応用できるものが何かあるのではないかと思いミーティングに参加したのです。

僕の不確かな予感は確信に変わりました。



国連子どもの権利条約を念頭に置かれ、一人の例外もなく支え守り合う関係を築くべく指導していらっしゃるアルプス子ども会。

ドラッカーは著書に
『人を組織に引きつけるものは高い基準である。高い基準だけが誇りをもたらす。』と書きました。
また、
『ミッションはシンプルかつ明確にしなければならない。』
とも。

アルプス子ども会が掲げるシンプルかつ高い基準のミッションを、現実の世界では到底叶わない夢物語に過ぎない、と鼻で笑う輩がいるかもしれませんが、親からおたよりとして寄せられた子どもたちの成長エピソードと、リピート率が5割以上であるという揺るぎない事実がその素晴らしい成果を示しています。

さらにドラッカーは、成功している組織が陥りやすいのは自己陶酔による崩壊であるというようなことを書いていましたが、アルプス子ども会についてはそんな心配は微塵もないと感じました。
何でわかるんだ?と誰かに言われたら、代表の綾崎氏の話を聞き、ホームページのおたよりコーナーを読めばわかるよ、と答えようと思います。




To be continued.






































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Posted by hyakuyobako