2015年07月16日 23:57

アルプス子ども会と都市と農山村交流スローライフセンター、そして学生たち

この記事は、青少年ボランティア・サポーター・リーダー入門講座に参加して、というタイトルの一連の記事のつづきです。




アルプス子ども会と都市と農山村交流スローライフセンター、そして、学生たち。

このマッチングはたいへん素晴らしいものでした。





「準備の段階からぜひ関わりたい」

以前セカンドスクールに参加し子どものサポートを経験した学生さんは、講座参加者の前で眼を輝かせながらご自身の気持ちを語りました。

やり甲斐があるんだ!
俺にもっとやらせてくれ!

そんな心の叫びにも聴こえました。






そんな彼らにアルプス子ども会の綾崎さんは、期待を込めてこういったことをおっしゃいました。


若いあなたたちは子どもたちと思いっきり遊ぶことができるはず。一緒に楽しく遊んでほしい。そしてその姿は子どもたちに良い影響を与えるし、年齢が近いことで子どもの立場に立って、心に寄り添って子どもを思いやれる。
同時に、あなたたちは子どもたちがまだ持っていない少し先の視点で物を考えて行動するから、キラキラ輝く存在として子どもたちの目標となる。
だから思いっきりやってほしい。脱線しても大人がちゃんとフォローするから。
恐れることはない。何とかなる。


綾崎さんの温かい言葉は、もはや学生でも若者ではない僕にもしっかり響きました。



しかし、ここまではアルプス子ども会を豊田市まで呼ばなくても他の誰かから聴ける言葉かもしれません。
アルプス子ども会の綾崎さんは、炎が燃え盛るトーチを私たちの胸倉にいつの間にか突きつけて、こう聞いてきます。

君たちは子どもが好き、子どもがかわいいから世話をすると言うが、かわいくない子どものめんどうもみられるのか?
子どもたちが自分たちの言うことを素直にきく存在だからかわいいと思っているだけではないか?
(言い方はソフトですよ。^_^)

暗闇の中、私たちの頬だけはトーチの炎の光で赤々と染まります。
ユラユラと揺れる炎は顔の皮膚をいたぶるように高温の熱を発して燃えています。
こうなるともう嘘はつけません。
渋々、自身の心の扉をノックするしかなくなります。

また、内なる差別についても、言及されました。
子どもも、大人も、その存在を自らの心に見出して戦わねばなりません。
私たちは自らのハートの中に、他人を不当に差別する気持ちを折りたたんでしまっているのです。
無意識下でしまわれたそれは、あるトリガーにより瞬時にハートの中から這い出してきて、あっと言う間に広がり、ハートを隅々まで覆い尽くします。
トリガー=引き金は、偏見かもしれないし、ストレスやコンプレックスかもしれないし、自分より劣る者を指導してやるという傲慢な気持ちからかもしれません。

ハートを黒く覆うそれを、完全に消滅させることは不可能であることに私たちは気づかなければならないのです。
生まれながらにそれを持ち合わせていることを知らなければならないのです。
人生は、常にそれと戦う日々であると認識して、より良く生きようとすることなのです。



綾崎さんのおっしゃることには常にリアリティーが感じられますが、それはなぜだろうと2月のくるま座ミーティング以来ずっと考えていました。

講座が終わってから、綾崎さんと荻原さんを関係者で囲んで、短い時間でしたが話をしました。その際は主にお礼を述べあうのに時間を費やしたのですが、いよいよお別れだというときに
「アルプス子ども会の見本や手本となる組織はありますか?」
僕は綾崎さんにそう伺いました。

綾崎さんは、
「そういうのはありません。数多い失敗から学んで何とかやってきました。自分たちで試行錯誤したのみです。」
というようなことを僕におっしゃいました。
リアリティーの源泉はそこにあったのです。




(余談ですが、講座の最中、僕は若い人たちのことを一瞬忘れてこんな発言をしました。
「職場で子どもたちのお世話をする際に子どもたちに自分という存在がどう写っているのか分からず自信がない。指導者やサポーターの年齢、年代は子供たちとの関係性にどのような影響を与えるとお考えですか?」
個人的な悩みを発端としながらも学会がひとつ開けそうな壮大かつエゴ丸出しの質問をついついしてしまいました。
アルプス子ども会の荻原さんからは、自分らしく=あなたらしくやれば良いですよ、という意味のことを言っていただいたのですが、さらに講座に参加していた中学2年生の女の子から休憩時間に声をかけられ、あなたはそのままで良いと思います!というようなことを笑顔で元気良く言っていただきました。
びっくりしましたが嬉しかったです!
とにかくみなさまお世話になりました!^_^)











































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Posted by hyakuyobako