2015年09月04日 01:27

『森のようちえんって何だろう?』#4

カテゴリ:生涯発達心理学カテゴリ:いなかとまちとカテゴリ:次世代教育カテゴリ:森のようちえん
『森のようちえんって何だろう?』というテーマで、森のわらべ多治見園の園長である浅井智子さんがおはなしをして下さった講演会の話を記事に書いています。
(アルプス子ども会に続き連載モード!)



今回もひとつ前の記事(予約投稿の設定ミスで1日早くアップしてしまった!)
http://hyakuyobako.boo-log.com/e332827.html
にも増して、スピンオフ気味な記事です。講演会当日に関する記事はまたあらためて。(ーー;)




これは、森・・・



ではなくて






桜エビのかき揚げ丼。



豊田市青少年相談センター(パルクとよた)に打ち合わせ
http://antimoralharassmentproject.boo-log.com/e332872.html
でお伺いしたあと、仕事を半日で終えた奥さんと合流してランチ。



このあたりで桜エビのかき揚げ、と言えば、僕らが真っ先に思い出すのはこの鐘庵さんです。
美味しいですよ!
*最近50円値上がりしてしまったけれど!(;_;)


今日は椅子のカウンター席ではなく板の間の小上がり席だったのに、油断して座っていたため足が痺れてしまったうちの奥さん。
お会計してお店を出た直後の図。



「ウウウ・・・」





さてここからが本題。



森のようちえんは素晴らしいという話を誰かにするとき、相手が共稼ぎで働いているお母さんの場合はいきなりバーン!とぶちかまさず、丁寧な配慮が必要だな、と感じています。

うらやましいけど、うちは無理。
いいな、いいな。
でも無理だから、あんまり関心を持たないようにしなきゃ。
辛くなるからね。


真っ先にそう感じるお母さんもなかにはいらっしゃる。


しかし森のようちえんは、森のようちえんに子どもを通わせることのないお母さんにもよく知っていただくべき存在だと思うのです。
そのスキルやエッセンスは、広く、そしてできれば深く伝えられるべきものだと強く思うのです。

森のようちえんは明らかに、日本の教育そのものをより良き方向に大転換させる可能性を秘めています。
(当然、大人の社会を変える力でもあります。)

森のようちえんに関わるお母さんたちの多くはそんなことを考えて日々取り組んでいらっしゃるわけではないと想像しますが、しかし間違いなく、そうなのです。

ですから森のようちえんの存在は、子どもを持つ親御さんだけでなく、行政関係者を含めた多種多様な大勢の人たちにもいずれは理解されなくてはならない、ということになりますが、今回の浅井智子さんのご講演を拝聴したときのように、実際に関わっている方から数々の泣き笑いのエピソードを交えて森のようちえんの素晴らしさとともにそのご苦労の話も一緒に聴くならば、伝達はかなりスムーズだと思うのです。

でも、そうでない場合はきっと一工夫いります。
そして、雑な話ぶりではまず駄目です。
丁寧に、心をこめて。

(余談ですが、もし僕が出版社に勤めていたなら、森のようちえん関連の書籍をたくさん産みだすことでしょう!そのいずれも、Amazon売り上げNo.1にしてみせます!^_^)



浅井さんもおっしゃっていました。
言いたいことを心をこめて伝えることが大事だと。
そうすれば相手がキャッチしてくれて、そこからお互いがキャッチしあうやり取りが産まれると。

まずは自分から、心をこめて。

とても当たり前だけど慌ただしい日々の暮らしの中で僕らがなかなかできないことですよね。



この心をこめる話は、前述したパルクとよたでの打ち合わせでも出ました。

お話したのは長年豊田市内で養護教諭をされて現在は現場を離れて教育委員会に出向され、パルクとよたに指導主事として勤務されている方。

10/30(金)に僕らが足助病院の講義室をお借りして開催する【いじめとハラスメントを語り考えるミーティング】に足を運んでいただき、豊田市いじめ防止基本方針について解説をしていただくのですが、初対面の方との2時間弱の打ち合わせの中で実に様々な話をしました。



・いじめの反復継続性や見えにくさの話。

・いじめ認知数グラフの話。

・いじめ防止基本方針を策定したときの話。

・家庭力と地域力(地域が子育てにどう関わるか)の話。

・山間部でのいじめ、不登校の話。

・山間部での複式学級の話。

・次世代育成部会の話。

・北欧のいじめ防止プログラムの話。



他にも、いろいろ。

(お馴染みの僕の子ども時代の話も!)



そしてもちろん浅井さんの講演会の話題にもなりましたが、養護教諭の豊富なご経験を持つその方は僕がする浅井さんの話をすぐに理解して共感してくださいました。

(講演を聴いた方はお分かりだと思いますが) doing と being 関連の話にもなりましたよ!

浅井さんの話を聞いていて良かったです!




いじめ防止アプローチと、森のようちえん。

距離がある二つのように思えるかもしれませんが・・・

車の両輪に例えるならば、片方の車輪はいじめの防止活動や被害者・加害者のレスキューです。

もう片方の車輪は、森のようちえんやアルプス子ども会のような教育=子どもが元々持っている自らより良く育つ力、または子ども同士で揉まれてたくましく育ちあう力を信じて丁寧に見守り、幼少期の子どもの自己肯定感をしっかり高めつつ、自ら考え判断して行動でき、他人への配慮も欠かさない子ども(人権意識の高い子ども)に育てることです。

両輪が揃っている豊田市にしたいな、と思いませんか!?



また、もうひとつすごく嬉しかったのは、浅井さんが講演の中で◯◯市とのやりとりの話題のときにおっしゃっていた、行政と市民の役割分担のあるべき姿の話を、くしくもその方から聴けたことです。


判断し行動するのは市民。
行政はそのための情報を集めて提供し下支えする。



このスタンスは、新しい試みをしようとする際のわれわれ市民にとって嬉しいものです。
指導主事の方は、私は上記のスタンスです、とはっきりおっしゃってくださいました。
(豊田市の行政が、いわゆる"官僚制の逆機能"状態に落ち入らないよう、常に自己点検していることを望みますし、私たちも目を配らなければならないと思います。)



打ち合わせの結果、質疑応答の時間と座談会形式でのフリーディスカッションの時間も当初よりたくさんとることにしました。

行政の一員であるという立場から市民に話しにくい話題もあるかもしれませんが、今日の打ち合わせで僕は講師の方の人となりを信頼できるものと確信しました。

きっと実りあるミーティングになるでしょう!




To be continued.
http://hyakuyobako.boo-log.com/e332933.html

































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Posted by hyakuyobako