2018年02月28日 21:38

まもなく70歳のねえさまに





職場のまもなく70歳のねえさまに

「重い物を持つと辛いですよね。昔に比べて重いものが持てなくなったと痛感したりしますか?」

と訊いたら

「私は小柄で若い頃から力が無いから、無いなりのやり方をするしかなかったのね。重い物をそのまま引き上げて持つんじゃなくて倒して転がしたりとかね。」

「あぁ、なるほど!いつもやってますよね!」

「だからかしら、若い頃から身体任せにできなかったから、歳をとっても慣れた仕事をしているときはそんなに衰えを感じないのよね。」

「ふむふむ。」

「工夫が必要だったし、時間が余計にいることもあった。例えば、私以外の人は片手で三枚のお皿を重ねて持てるけど私は握力が無いからそんなことしたら床にばら撒いてしまう。それが最初からわかっているから、そうならないように工夫するわけ。その仕事はあえて担当しないとかも含めてね。」

「できること、できないこと、得意なこと、不得意なことはみんな違いますものね。」

「要は自分を知る、ということよ。」

「子どもは世界を知りたいと遊びまわるけど、それは同時に自分を知りたいんでしょうね。」

「はい、そういうことです。」


























































































Posted by hyakuyobako