無料上映会!子どもの通訳?子どものマイク? 『みんなの学校』から学ぶ! 子どもアドボカシー文化ってなんだろう?

hyakuyobako

2019年10月12日 17:03




【無料上映会】
子どもの通訳?子どものマイク?
ドキュメンタリー映画『みんなの学校』から学ぶ!
子どもアドボカシー文化ってなんだろう?


◯とき:
2020年3月22日(日)開場 10:00 上映 10:20〜(12:06頃)

◯場所:
とよた市民活動センター ホール
愛知県豊田市若宮町1丁目57番地1
A館T-FACE 9階(松坂屋上階)

◯観覧料:無料

◯事前受付:なし(ただし先着100名様まで。)

◯主催:
こどものマイクけんきゅうかい・ひゃくようばこ
http://childadvocacy.boo-log.com/
http://hyakuyobako.boo-log.com/

◯問い合わせ先:
kodomosentiments@gmail.com

*同日の午後より、木村泰子さんをお招きしてのおはなし会を開催します。主催者は上映会と同じくです。こちらは事前申し込み制、有料です。
http://hyakuyobako.boo-log.com/e498924.html


◯映画公式HPはこちらから
http://minna-movie.jp

◯予告編はこちらから
http://minna-movie.jp/trailer/


*公式HPより

"すべての子供に居場所がある学校を作りたい。

大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。
すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの? そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。
学校が変われば、地域が変わる。そして、社会が変わっていく。

このとりくみは、支援が必要な児童のためだけのものではありません。経験の浅い先生をベテランの先生たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培っています。
映画は、日々生まれかわるように育っていく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、よろこび・・・。そのすべてを絶妙な近さから、ありのままに映していきます。
そもそも学びとは何でしょう? そして、あるべき公教育の姿とは? 大空小学校には、そのヒントが溢れています。みなさんも、映画館で「学校参観」してみませんか?


大空小学校とは?

大阪市立大空小学校。大阪市住吉区にある公立小学校。2012年度の児童数・約220人のうち、特別支援の対象となる数は30人を超えていたが(通常学級数6・特別支援学級7)、すべての子供たちが同じ教室で学ぶ。教職員は通常のルールに沿って加配されているが、地域の住民や学生のボランティアだけでなく、保護者らの支援も積極的に受け入れた「地域に開かれた学校」として、多くの大人たちで見守れる体制を作っている。学校の理念は「すべての子供の学習権を保障する学校をつくる」であり、不登校はゼロ。唯一のルールとして“自分がされていやなことは人にしない 言わない”という「たったひとつの約束」があり、子供たちはこの約束を破ると“やり直す”ために、やり直しの部屋(校長室)へとやってくる。テレビ版「みんなの学校」の放送後には全国各地から、支援を必要とする子どもたちが数多く、校区内へと引っ越している。

大空小学校のみんな
校長 木村泰子(きむら・やすこ)

2006年4月の開校時から大空小学校の校長を務める。「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力の下で大空小学校を作ってきた。教師歴は40年を越えるが、校長となったいまでも子供たちと直接話す機会が多く、1年生と6年生の体育も受け持つなど、学校のすべての子供たちのことを知っているベテラン教師である。「自分がされて嫌なこと」を他の子にしてしまった子供たちは校長のもとに来て、「やり直すこと」を誓う。
セイシロウ

4年生となる4月に、大空小学校へ転校してきた男子児童。以前は同じ大阪市内にある別の小学校の特別支援学級に通っていたが、その学校では校内で2時間ほど過ごすのが限界だった。「少しでも長く通える学校に」と考えた彼の母はいくつもの学校を見学し、大空小学校の校区内に引っ越した。転校直後は「大空を引退します!」が口癖で、たびたび学校から抜け出そうとする。
カズキ

6年生。まだ開校から2年目だった彼の入学時には「あの子が行くのなら、大空小はやめとこう」という噂が立てられるほどの存在だった。両親ともに早朝から働いていて、生活が不規則になっているため、朝寝坊して学校に遅刻することも多い。
マアちゃん

言葉は持たないが、授業中などに大きな声を出しながら歩くこともある。水や砂の感触が好きであり、学校という場も友達も教職員のことも大好きな6年生。
ユウちゃん

マアちゃんとは双子の兄弟で、教室を走って抜け出すことがよくある。いたずら好きで、気が強い性格であるため、「たったひとつの約束」を破って校長室にやり直しに来ることも多い。
マサキ

活発で気が強く、相手が先生であっても気持ちに引っかかることがあれば、きっちりと自分の意見をいう4年生。3学期になって、友達に暴力を振るうことが増えてきた。
ユヅキ

大阪市内の別の学校から転校してきた3年生。前の学校にはほとんど通っておらず、そこの校長からは「すぐキレて乱暴になり、自分で考える事もできません」という申し送りとともにやって来た。
南都芳子(なんと・よしこ)

大空小学校6年目。特別支援コーディネーターとして、すべての学年・クラスを回り、支援が必要な児童と関わる。大空小学校の「支援が必要」という概念は、特別支援学級に所属することに限らず「困っている子」なら誰でも支えるが、その支えは児童だけでなく時には大人にも向かう。
筒井元子(つつい・もとこ)

大空小学校7年目。養護教諭だが保健室にはほとんどいない。職員室や支援の必要な子の教室だけでなく、時には休んでいる子の家にも足を運ぶ。木村校長や南都先生と同様に、学校全部の子供のことを、家庭の状況も含めて把握している。
日野善文(ひの・よしふみ)

大空小学校に赴任したばかりの中堅の教師。40人足らずの中に特別支援の対象者が10人いる6年生をベテラン教師とともに受け持つこととなり、とまどいながらの大空小1年目が始まる。
座親洋平(ざおや・ようへい)

大空小学校2年目の講師。この年、初めて担任として4年星組を受け持つ。隣のクラスにセイシロウが転校してきたこともあり、経験は少ないながらも、成長期で扱いの難しい4年生たちと向き合う。
山本義人(やまもと・よしと)

大空小学校5年目の管理作業員。毎朝、校門で出迎えているためか、子供たちの異変や家庭状況には敏感に気づく。先生とは少し違った存在であり、彼を慕う子供たちも多い。
久保田映子(くぼた・えいこ)

地域に住む女性で、開校から大空小学校を支える。毎朝、カズキたちの住む地区からの集団登校につきそって学校へ来る。通学や教室での子供相手のボランティアだけでなく、学校の学習農園や校庭の草を抜くといった行為もいとわない。"



◯こどものマイクけんきゅうかい についてのご案内

〜かき消されがちな、子どもたちの声。

届けられない気持ち。
届けられない意見。

僕ら大人がマイクのような存在となって、小さな人たちの小さな声を、大きく大きく響かせてあげたい。〜

子どもアドボカシーについて学びあう "こどものマイクけんきゅうかい" を2019年7月に立ち上げました。

子どもの意見表明に関心ある方はぜひご参加ください。

 『(アドボカシーとは)「人の懸念やニーズを支援するために代弁する行為である。人々が自分で語る声をもっている場合には、アドボカシーとは、彼らの声が皆に聴いてもらえるよう、保障することである。また、彼らが自分でしっかりと語ることが難しい場合には、アドボカシーとは、援助を提供することである。彼らが自分で語る言葉をもたない場合には、アドボカシーとは、彼らのために語ることである。(Herbert,1989)」』

【こどものマイクけんきゅうかい 規約】

1条(名称)
本会は、「こどものマイクけんきゅうかい」と称する。

2条(目的)
本会は、子どもたちが安心して、気持ちや意見を表明できる環境と文化をつくることを目的とする。

3条(定義)
こども(子ども)とは、原則として18歳未満のすべてのものをさす。マイクとは、子どもの意見表明を支える活動及び支える人の存在を、分かりやすく表現しようとするものである。

4条(事業)
本会は、目的を達成するために次の事業を行う。
1 子どもアドボカシー、児童福祉、子どもの社会的養護に関する研究と講座開催
2 子どもを中心とした、または子どもを対象としたワークショップの開催と、教育・人権イベントへの参加
3 子どもの権利・尊厳への理解を深められる絵本の選定・研究と、絵本読み活動
4 将来の子どもアドボケイト養成に関わる事業
5 その他、目的達成のために必要な事業

5条(組織)
1 本会は、活動目的に賛同する会員によって組織される。
2 会員の中から次の世話人を3名おく。
そのうち1名を代表とする。

6条 (運営会議)
1 本会の運営に関する重要な事項を審議決定するため、運営会議を置く。会員の過半数の出席をもって開催する。
2 運営会議は代表が招集し、その議長となる。

7条(月例会)
本会の運営、および活動を推進するため、必要に応じて月例会を行う。

8条(経費)
1 本会の経費は、年会費(1,000円)、助成金その他の収入金をもって支弁する。

9条
1 本会の会計年度は、毎年7月1日に始まり翌年6月30日に終わる。

10条(活動拠点)
1 本事業を行う活動拠点として、主に豊田市の公共施設を使用する。事務所は代表の自宅を登録する。


































































































































..