2016年12月13日 09:00

『春はどろんこ』

ひゃくようばこ書房(仮名)が立ち上がりました!
第一弾は、印税生活を夢見るお友だちの"ようこちゃん納言(仮名)"こと、まえだ ようこさんの筆による『春はどろんこ』!

さっき契約を結びました。
書籍化目指します!(どうやって?(๑˃̵ᴗ˂̵))
とにかく読んでみて!



『春はどろんこ』

春はどろんこ。
やうやう黒くなりゆく袖口、少しカピカピ、ぬぐい拭きたるハナの細くたなびきたる。

夏は虫。
ダンゴムシはさらなり、セミもなほ、ヌケガラ多く飛び散りたる。ただ一つ二つなど洗濯機で見つけておかし。雨など降るとカオス。

秋はどんぐり。
風が吹きて山の端いと大量になりたるに、リスの真似事をするとて、三つ四つ、十個百個など集めまくるさへあわれなり(私が)。まいて穴などの連ねたるが、いと小さくみゆるは、いとヤバし。イモムシ逃げ果てて、部屋のすみ、むにゅりと踏みたるは、はたいうべきことばあらず。

冬は枯れ草。
落ち葉などは言うべきにあらず、泥のいと黒きも、またさらでもいと寒きに、散歩など急ぎ歩きで、落ち葉もて逃げるも、いとめんどくさかわいい。夕になりて、日落ち寒くなれど、まだ遊ぶー、もっとあそぶー、親は白き灰になりてわろし。



©️まえだようこ


















































































Posted by hyakuyobako